きっかけは少額借入から…多重債務の落とし穴

きっかけは少額借入から…多重債務の落とし穴

独立行政法事人の国民生活センターによれば、2013年は11月末までに18,771件の多重債務に関する相談が寄せられたそうです。貸金業法改正によって相談件数は減少傾向にありますが、多重債務者を狙う新手の貸金業者も現れています。多重債務に陥るケースも、きっかけは軽い気持ちの借入である場合が多く、いつの間にか返済が追い付かなくなってしまうようです。学生時代に受け取った奨学金の返還や冠婚葬祭など急な出費、生活費補填のためのカードローンなど、「ちょっと足りない」分を補うための借入は、1回あたりが少額なほど借金をしている感覚が薄れがちです。すぐに返して、また借り入れる…問題ないように思いますが、利息がつくので少しずつ負担は大きくなります。何度でも借り入れを繰り返せるカードローンは、特に注意が必要です。
もう1つ目立つ相談は、自分以外の人がした借金についてです。「親しい友人に頼まれて作った消費者金融のカードを使われ、高額キャッシングをされた」「身に覚えがない借金の返済請求ハガキが届いた」「身内が勝手に自分を連帯保証人にして借金をしていた」などの事例があります。カードや実印は誰にも預けないのが鉄則です。本当に身に覚えがない請求が来た場合は、国民生活センターに相談しましょう。